一般企業内における作業について(施設外就労)
当事業所では、施設外就労を実施しています。これらの目的としては、個々の工賃向上、高い作業能力の習得と一般企業内において働くという環境を構成し、これらの機会を設けることで、生産性や社会で就労する際の安定した適応が可能となるように、取り組んでいます。また作業能力と同様に必要視される、ソーシャルスキルにおきましても、これらと併行してこまめな面談や個別支援計画を元にしたモニタリング等を通し、養えるような支援を提供しています。
※ 施設外就労とは「利用者と職員がユニットを組み、企業から請け負った作業を当該企業内で行う支援」と定義され、「就労能力や工賃の向上及び一般就労への移行が認められること」が求められています。
9:00 ~ 16:00 |
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作業・休憩時間は各企業毎に異なります。 |
生活面における支援について
生活面においては、安定した日中活動(就労訓練)への参加が可能となるように、健康面における配慮や、メンタルケアを目的とした面談を提供しております。この際、利用者の方々の状況に応じて、他機関との連携を図ることで一方向からの支援に偏ることなく、包括的支援が成されるように取り組んでおります。
また、「地域社会との接点の場」「社会や対人における適応能力の向上」「余暇の充実」等を目的とした、レクリエーションを事業所や法人全体で取り組んでおり、日頃の就労訓練等とは異なる一人ひとりの豊かな表情が見られる機会となっております。これらは利用者の方々の意向を主に、立案・計画することで「生きる喜び」や「幸福感」へ繋げる事が出来るようなものにしております。